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4/7(fri)Kevin Metallier × Sb × F.A.T. Collaboration Exhibition & Items!!!

4/7(fri)Kevin Metallier × Sb × F.A.T. Collaboration Exhibition & Items!!!

SOME LIKE IT BLUE a cyanotypes series
by Kevin Metallier

今春、21年目を迎えたF.A.T.のブランド史で初となるフォト・エキシビジョンを開催する。これまで2018年のリブランド以降、多くのフォトグラファーやアーティストとともにアイテムや世界観をつくってきたF.A.T.が写真展をするのは必然的だった気もする。写真展にアート展、絵画展。さらにはカルチャークラブと称したワークショップやポップアップ・ショーについても、ブランドとしてどんなことができるのかを常に推敲中のF.A.T.の最初の一歩。それが今回のフォト・エキシビジョンかもしれない。フランスの写真家ケビン・メタリエによる『SOME LIKE IT BLUE a cyanotypes series 』。このタイトルは、Sb Skateboard Journalにおいて彼の特集をしたときに由来している。そのときも、ケビン・メタリエは自身のこの特殊でノスタルジアな現像方法による写真作品たちを『SOME LIKE IT BLUE a cyanotypes series 』と呼んでいた。これは、19世紀の現像方法、サイアノタイプのことを意味している。F.A.T.では、この写真の質感、存在感、そして興味深さにやられて、コラボレーション・アイテムをつくるに至った経緯がある。ちょうどそのヘッドライン・アイテムがローンチするタイミングで、彼が来日することに。それもあり、今回のフォト・エキシビジョンをすることになった。

F.A.T.では、親交あるアーティストとのエキシビジョンを考えていないわけではなかったが、いちブランドが、キュレーターを配して、まさに見せるためのちゃんとした空間と照明を完備しているギャラリーの真似事のようなことをするのは恐れ入るとも考えている。だから、どうせやるならば、アーティストにもギャラリーにも作品そのものにもリスペクトを込めて、ちゃんとしたギャラリーでのエキシビジョンを目指して推敲を重ねている段階だ。しかし、今回はケビン・メタリエのたっての希望と、ヘッドショップのRがかったウォールを見た彼のほとばしる展示へのイマジネーションがあり、インテレスティング!(おもしろいこと)を念頭に開催する。そうすることによって、希少かつ一筋縄ではいかない現像方法と青色具合をみなさんに直接的に眺めてもらうことができる。さらにはオリジナル作品を直接、作家本人から購入することができる。アイテムとオリジナルを見比べて楽しむことができる。

オープニングレセプションは、4月7日(金)にヘッドショップで。その後、展示はヘッドショップにて、4月20日まで続く(ただし定休日、11(火)~13(木)の2023 A/Wの展示会期間は休止)。レセプションはもちろんフリービアでフリードリンクでフリーセッション。ケビン・メタリエ本人もセッションに加わる。スケーターは、世界のメディアで作品を発表する彼にコンタクトして、滞在中のストリート・シューティングをアピるのもアリなんじゃないかな。それによっては海外誌だけでなくSbのグラビアになる可能性もまったくなくはない。さらには、サイアノタイプで現像されたら、エピックなアート作品の被写体になることもある。そんなやりとりだって、もちろんフリーだ。ちなみに、この手の写真は、写実的な要素が最終的なイメージの良しあしを決める。ミニマリストな写真が、詩的な要素を醸し出す。それは、ちょうどスケートボードが本来持っているユニークで想像を超えた動きと、このプロセスが生み出す予期しない青色加減のコンビネーションにもピタッとくる。これまでになかった(古いやり方なんだけれど)新しいスケート写真が生みだしたケビン・メタリエに、コラボ新作アイテムとともに注目してほしい。

写真展『SOME LIKE IT BLUE a cyanotypes series』
オープニング・レセプション:4/7(金)

写真展示・販売期間:4/7(金)~20(木)
※(定休日/毎週水、木。11(火)~13(木)の2023 A/W展示会期間は休止)

F.A.T. HEAD SHOP
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-1 1F
TEL:03-5775-3877
営業時間:11:00-20:00



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